イタリア語の数字、使い方は3パターン!これさえ押さえれば怖くない!


「イタリア語の数字って、どうも苦手…」「いつまで経ってもスラスラ言えない…」

そんな風に感じている方、多いのではないでしょうか?イタリア語の数字は、日本語や英語とはちょっと違うユニークな使い方をするので、慣れるまでは戸惑うかもしれません。でもご安心ください!実は、大きく分けてたった3つのパターンを覚えれば、ほとんどの数字をマスターできてしまうんです。

この記事では、イタリア語の数字の基本的な読み方から、その3つの重要な使い方パターン、そして覚えるためのコツまで、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。これを読めば、あなたも自信を持ってイタリア語の数字を使いこなせるようになりますよ!

まずは基本の数字を覚えよう!

イタリア語の数字は、1から20までが特に重要です。ここをしっかり覚えることが、その後のパターン学習の土台となります。

数字

イタリア語

読み方(カタカナは目安)

0

zero

ゼーロ

1

uno

ウーノ

2

due

ドゥーエ

3

tre

トレ

4

quattro

クアットロ

5

cinque

チンクエ

6

sei

セーイ

7

sette

セッテ

8

otto

オット

9

nove

ノーヴェ

10

dieci

ディエーチ

11

undici

ウンディッチ

12

dodici

ドードゥッチ

13

tredici

トレーディッチ

14

quattordici

クアットールディッチ

15

quindici

クインディッチ

16

sedici

セーディッチ

17

diciassette

ディーチャッセッテ

18

diciotto

ディーチョット

19

diciannove

ディーチャンノーヴェ

20

venti

ヴェンティ

ポイント:

  • 17~19は少し特殊な形ですが、これもまとめて覚えてしまいましょう。

  • 音の響きが日本語と違うので、実際に声に出して何度も繰り返すのが効果的です。

これが重要!イタリア語数字の3つのパターン

20以上の数字は、この3つのパターンを組み合わせることで作られます。

パターン1:十の位 + 一の位

ほとんどの21以上の数字は、「十の位の数字」と「一の位の数字」をくっつける形で構成されます。この時、少しだけ音の調整が入ることがあります。

  • 21~29: venti(20)一の位

    • 21: ventuno (venti + uno) ※iが落ちる

    • 22: ventidue (venti + due)

    • 23: ventitré (venti + tre) ※iが落ちる

    • 28: ventotto (venti + otto) ※iが落ちる

    • 注意: 1と8が後ろに来る場合、ventiの最後のiが落ちます。3の場合はアクセント記号がつきます。

  • 30以降の十の位:

    • 30: trenta (トレインタ)

    • 40: quaranta (クアランタ)

    • 50: cinquanta (チンクアンタ)

    • 60: sessanta (セッサンタ)

    • 70: settanta (セッタンタ)

    • 80: ottanta (オッタンタ)

    • 90: novanta (ノヴァンタ)

  • 組み合わせの例:

    • 35: trentacinque (trenta + cinque)

    • 42: quarantadue (quaranta + due)

    • 注意: 1と8が後ろに来る場合、十の位の数字の最後の母音が落ちます。

      • 31: trentuno (trenta + uno) ※aが落ちる

      • 88: ottantotto (ottanta + otto) ※aが落ちる

パターン2:百の位 + 十の位・一の位

百の位の数字は、基本的に**「百(cento)」**を使います。

  • 100: cento (チェーント)

  • 200: duecento (ドゥエチェーント) ※duecentoをくっつける

  • 300: trecento (トレチェーント)

  • 組み合わせの例:

    • 123: centoventitré (cento + ventitré)

    • 250: duecentocinquanta (duecento + cinquanta)

    • 注意: 100の場合、centoの後に続く数字が1や8であっても、母音は落ちません。

      • 101: centouno

      • 108: centotto

パターン3:千の位 + 百以下の位

千の位の数字は、**「千(mille)」**を使います。複数形はmilaになります。

  • 1,000: mille (ミッレ)

  • 2,000: duemila (ドゥエミーラ) ※due + mila

  • 10,000: diecimila (ディエーチミーラ)

  • 100,000: centomila (チェーントミーラ)

  • 組み合わせの例:

    • 1,500: millecinquecento (mille + cinquecento)

    • 2,025: duemilaventicinque (duemila + venticinque)

    • 1,999: millenovecentonovantanove (mille + novecentonovantanove)

    • 1,000,000 (100万): un milione (ウン ミリオーネ)

    • 2,000,000 (200万): due milioni (ドゥエ ミリオーニ)

数字を覚えるための実践的なコツ

  • 声に出して繰り返す: 耳で聞いて、口で発音することで、自然とリズムや音が身につきます。

  • 日常生活で意識的に使う: 電話番号や日付、値段など、目に入る数字をイタリア語で言ってみる練習をしましょう。

  • 歌やリズムに乗せて覚える: 数字の歌やチャンツを探して、楽しく覚えるのも効果的です。

  • 数字ゲームをする: 友達や先生と、数字を言い合うゲームをするのも良いでしょう。

  • 規則を意識する: 上記の3つのパターンと、末尾の母音が落ちるなどの例外的な規則を理解していると、効率的に覚えられます。

まとめ:イタリア語の数字は「組み合わせ」の妙!

イタリア語の数字は、一見複雑に見えるかもしれませんが、「十の位と一の位」「百の位」「千の位」という3つのパターンを理解すれば、あとはそれらを組み合わせていくことで、どんな大きな数字も表現できるようになります。

特に、unoottoが続く場合に直前の母音が落ちるという小さな変化に注意すれば、怖いものなしです。

最初は戸惑うかもしれませんが、焦らず、繰り返し練習することが大切です。日常生活の中で積極的にイタリア語の数字を使ってみて、ぜひマスターしてくださいね。きっとイタリアでの買い物や会話が、もっと楽しくなるはずです!

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