「ボナペティ」ってイタリア語?それともフランス語?食事がもっと楽しくなる言葉の豆知識!


レストランで食事をする時や、誰かに料理を出す時に「ボナペティ!」という言葉を耳にすることはありませんか? でも、この言葉がどこの国の言葉で、どんな意味なのか、意外と知らない方もいるかもしれませんね。今回は、「ボナペティ」の秘密に迫りながら、食卓をもっと楽しくする言葉をご紹介します!

「ボナペティ」は実はフランス語!

結論から言うと、「ボナペティ(Bon appétit)」はフランス語です! 「良い食欲を!」という意味があり、英語の「Enjoy your meal!」や「Have a good meal!」に当たります。食事を始める人に対して、「どうぞ召し上がれ」「美味しく召し上がれ」といった気持ちを込めて使われます。


イタリア語では何て言うの?

では、イタリア語では同じような表現はないのでしょうか? もちろんあります!

イタリア語で「召し上がれ」「良い食事を」と伝えたい場合は、**「Buon appetito!(ブオン・アッペティート!)」**と言います。

言語表現読み方(カタカナ)意味
フランス語Bon appétit!ボン・アペティ良い食欲を!
イタリア語Buon appetito!ブオン・アッペティート良い食欲を!

似ていますよね! それもそのはず、フランス語もイタリア語も、ラテン語を起源とするロマンス語派に属しているため、単語や表現に共通点が多く見られるんです。

「Buon appetito!」への返事は?

もしあなたが「Buon appetito!」と言われたら、どう返せば良いでしょう?

いくつか返事の仕方があります。

  • Grazie!(グラッツィエ!):ありがとう!

  • Anche a te!(アンケ・ア・テ!):あなたもね!

    • 親しい相手に使う「あなたもね!」

  • Anche a Lei!(アンケ・ア・レイ!):あなたもね!(丁寧)

    • 丁寧な相手に使う「あなたもね!」

「Grazie!」とシンプルに答えるだけでも大丈夫ですし、相手にも同じ気持ちを伝えたい場合は「Anche a te!」や「Anche a Lei!」を使うと、より自然な会話になりますよ。


食事に関する他のイタリア語表現

せっかくなので、「Buon appetito!」以外にも、食事の場で使えるイタリア語表現をいくつかご紹介します。

  • Delizioso!(デリツィオーゾ!):美味しい!

    • 食事が美味しかった時に使うと、作ってくれた人が喜んでくれること間違いなしです。

  • Ho fame.(オ・ファーメ):お腹が空いた。

  • Ho sete.(オ・セーテ):喉が渇いた。

  • Per favore.(ペル・ファヴォーレ):お願いします/どうぞ。

  • Prego.(プレーゴ):どういたしまして/どうぞ。

    • 店員さんが席に案内する時などにも使われます。

  • Un caffè, per favore.(ウン・カッフェ、ペル・ファヴォーレ):コーヒーを一杯お願いします。


まとめ:「ボナペティ」と「ブオン・アッペティート」で食卓を豊かに!

「ボナペティ」がフランス語、「Buon appetito!」がイタリア語だと分かりましたね。どちらの言葉も、食事をする人への温かい心遣いが込められた素敵な表現です。

これらの言葉を知っているだけで、海外のレストランでの食事がもっと楽しくなったり、イタリアやフランスの文化に触れるきっかけになったりするかもしれません。ぜひ、次回の食事の機会に、これらの言葉を使ってみてくださいね!

このブログの人気の投稿

大学教員公募に人が集まらない理由と、大学が直面する課題

イタリア語とギリシャ語の影響と類似点

イタリア語で「おめでとう」を表現する方法