イタリア旅行で役立つ!時間を尋ねる・答えるイタリア語フレーズ完全ガイド
「今、何時ですか?」
イタリア旅行中に、ふと現地の人に時間を聞きたくなることはありませんか?でも、どう尋ねればいいのか、どう答えるのかわからなくて戸惑ってしまうことも。
この記事では、イタリア語で時間を尋ねる・答えるためのフレーズを、初心者でもすぐに使えるように、わかりやすく解説します。文法や数字の読み方も一緒にマスターして、あなたのイタリア語会話力をグッとアップさせましょう。
【基本編】「今、何時ですか?」と尋ねてみよう
イタリア語で時間を尋ねるとき、まず覚えるべきは、この2つのフレーズです。
丁寧な言い方
Scusi, che ora è? (スクーズィ、ケ オラ エ?)
日本語:「すみません、今何時ですか?」
旅行やビジネスなど、初対面の人に使うときにぴったりです。
Scusiは「すみません」という丁寧な表現です。
カジュアルな言い方
Che ora è? (ケ オラ エ?)
日本語:「今何時?」
友人や知り合いなど、親しい関係の人に使うフレーズです。
どちらのフレーズも、直訳すると「何時間ですか?」となり、単数形のora(時間)を使います。
【応用編】時間を表すイタリア語の表現
時間を尋ねられたら、今度は答え方です。イタリア語の時間の表現にはいくつかのルールがあります。
「~時です」の答え方
基本的な時間の表現は、È l'una(1時です)と、Sono le + 数字(~時です)の2パターンに分かれます。
È l'una. (エ ルーナ)
「1時です」
1時だけは単数形を使うのがポイントです。
Sono le due. (ソーノ レ ドゥエ)
「2時です」
Sono le tre. (ソーノ レ トレ)
「3時です」
Sono le nove. (ソーノ レ ノーヴェ)
「9時です」
Sono le undici. (ソーノ レ ウンディチ)
「11時です」
「〇時〇分」の答え方
「〇時〇分」は、Sono le + 時間 + e + 分の形で表現します。
Sono le nove e trenta. (ソーノ レ ノーヴェ エ トレンタ)
「9時30分です」
eは「~と」という意味です。
便利な時間の表現
È mezzogiorno. (エ メッジョジョルノ)
「正午(昼の12時)です」
È mezzanotte. (エ メッジャノッテ)
「真夜中(夜の12時)です」
È l'una e mezza. (エ ルーナ エ メッザ)
「1時半です」
mezza(半分)という単語を使います。
午前・午後の表現
イタリア語には「午前」「午後」を明確に区別する単語はあまり使われません。代わりに、時間帯を表すフレーズを使います。
di mattina (ディ マッティーナ):朝
del pomeriggio (デル ポメリッジョ):午後
di sera (ディ セーラ):夕方~夜
Sono le nove di mattina. (ソーノ レ ノーヴェ ディ マッティーナ)
「午前9時です」
【練習問題】イタリア語で時間を言ってみよう
問題1:9時30分
解答:Sono le nove e trenta.
問題2:12時
解答:È mezzogiorno.
問題3:4時15分
解答:Sono le quattro e un quarto.
quarto(4分の1)は「15分」を表す単語です。
まとめ
イタリア語で時間を尋ねる・答えることは、イタリア語会話の重要な一歩です。フレーズを丸暗記するだけでなく、数字や時間の単位を理解することで、よりスムーズに会話ができるようになります。
今日覚えたフレーズを、ぜひイタリア語の練習で使ってみてください。