【初心者必見!】イタリア語の完了形「近過去」と「遠過去」をマスターしよう!


Ciao a tutti! こんにちは、皆さん。イタリア語の勉強は順調ですか?

今回は、多くの学習者がつまずきやすい**「完了形」について、「近過去」「遠過去」**という2つの時制に焦点を当てて、分かりやすく解説していきます。

「完了形」と聞くと、ちょっと難しそうに感じるかもしれませんが、この記事を読めば、それぞれの違いや使い方、そして具体的な例文を通して、きっと理解が深まるはずです。

「いつ近過去を使うの?」「遠過去ってそもそも何?」といった疑問をスッキリ解消して、イタリア語の表現力をグッと高めましょう!


1. イタリア語の「完了形」って何?

イタリア語の**「完了形」とは、過去のある時点で「完了した動作や状態」**を表す時制のことです。日本語の「〜した」「〜してしまった」といった表現に当たります。

例えば、「映画を観た」「朝ごはんを食べた」といった、もう終わってしまった出来事を話すときに使います。

この完了形には、大きく分けて**「近過去(passato prossimo)」「遠過去(passato remoto)」**の2種類があります。

2. 日常会話で大活躍!「近過去(passato prossimo)」

**「近過去」は、その名の通り「現在に近い過去」**に起こった出来事を表す時制です。日常会話で最も頻繁に使われるので、まずはこの近過去からしっかりと押さえましょう。

近過去は、助動詞の**"avere"(持つ)または"essere"(〜である)の現在形と、動詞の過去分詞**を組み合わせて作ります。

<近過去の作り方>

  • 助動詞の現在形(avere / essere) + 動詞の過去分詞

A. 助動詞 "avere" を使う場合

ほとんどの他動詞(目的語をとる動詞)は、"avere"を助動詞として使います。

【例】

  • mangiare(食べる)

    • Ho mangiato una pizza. (私はピザを食べました。)

  • guardare(見る)

    • Hai guardato un film? (あなたは映画を観ましたか?)

  • comprare(買う)

    • Abbiamo comprato un regalo. (私たちはプレゼントを買いました。)

B. 助動詞 "essere" を使う場合

自動詞(目的語をとらない動詞)、特に**「移動」「状態変化」**を表す動詞は、"essere"を助動詞として使います。

【ポイント!】 "essere"を助動詞として使う場合、過去分詞は主語の性別と数に一致させます

【例】

  • andare(行く)

    • Sono andato al cinema. (私は映画館に行きました。※男性の場合)

    • Sono andata al cinema. (私は映画館に行きました。※女性の場合)

  • arrivare(到着する)

    • Sei arrivato in ritardo. (あなたは遅れて到着しました。※男性の場合)

  • venire(来る)

    • Siamo venuti in macchina. (私たちは車で来ました。)

3. 歴史や物語で活躍!「遠過去(passato remoto)」

「遠過去」は、「現在から非常に遠い過去」に起こった出来事を表す時制です。日本語の「〜した」に近いニュアンスですが、会話で使われることはほとんどありません。主に文学、歴史、物語などで、もう現在とは切り離された過去の出来事を記述する際に用いられます。

【例】

  • Colombo scoprì l'America nel 1492. (コロンブスは1492年にアメリカを発見しました。)

  • L'Impero Romano cadde nel 476. (ローマ帝国は476年に滅亡しました。)

遠過去は、動詞の活用形が不規則なものも多く、覚えるのが大変です。まずは**「近過去」**をしっかりと使いこなせるようになることを優先しましょう。

4. 「近過去」と「遠過去」を使い分けるコツ

では、この2つの時制をどのように使い分ければ良いのでしょうか?

日常会話では、基本的に**「近過去」**を使えばOKです。

  • 昨日、先週、去年、数時間前といった、現在と関連のある過去の出来事。

    • Ieri ho visto un amico. (昨日、友達に会いました。)

  • 一回きりの出来事や、短い期間に起こった出来事

    • Ho bevuto un caffè. (コーヒーを一杯飲みました。)

一方、**「遠過去」「歴史上の出来事」「物語の導入」など、「現在とは完全に切り離された、遠い過去の出来事」**について話すときに使います。

  • 数百年前、数千年前といった、現在から遠く隔たった過去。

  • 物語の冒頭文

    • C'era una volta... (昔々...)

5. まとめ:今日から使えるイタリア語!

いかがでしたか?

イタリア語の**「完了形」について、「近過去」「遠過去」**の違いを理解できたでしょうか。

  • 近過去(passato prossimo): 日常会話で使う時制。現在に近い過去の出来事。

  • 遠過去(passato remoto): 文学や歴史で使う時制。現在から遠く隔たった過去の出来事。

まずは、日常会話で大活躍する**「近過去」**をマスターすることから始めましょう。たくさんの例文に触れて、実際に声に出して練習することが、上達への一番の近道です。

これであなたも、イタリア語での会話がもっと楽しくなるはず!

In bocca al lupo! (頑張ってね!)

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