写真だけじゃもったいない!一度は訪れたいイタリアの絶景スポット
「イタリアの美しい景色といえば?」と聞かれて、どんな場所を思い浮かべますか?古代ローマの遺跡や、歴史を感じる街並みも魅力的ですが、イタリアには息をのむほど美しい大自然の絶景が数多く存在します。
この記事では、南イタリアの太陽と海が織りなすアマルフィ海岸、そして北イタリアの壮大な山々がそびえるドロミーティという、対照的ながらも世界屈指の美しさを誇る2つの絶景スポットをご紹介します。
写真や映像だけでは伝わらない、それぞれの魅力と楽しみ方を知って、次の旅の目的地に加えてみませんか?
1. 太陽と海の宝石箱:アマルフィ海岸
南イタリア、ナポリの南に位置するアマルフィ海岸は、「世界一美しい海岸線」と称される、ユネスコ世界遺産にも登録された場所です。
どんな場所?
断崖絶壁にへばりつくようにカラフルな家々が立ち並び、眼下にはどこまでも広がるコバルトブルーの海。レモン畑の爽やかな香りが漂い、まるで絵葉書の世界に迷い込んだような絶景が広がっています。
見どころと楽しみ方
アマルフィ: この海岸線の中心地。大聖堂や、迷路のような細い路地を散策するのがおすすめです。
ポジターノ: カラフルな家々が山の斜面を埋め尽くす、まるでパレットのような街。おしゃれなブティックやカフェが立ち並び、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。
ラヴェッロ: 高台に位置し、「天空の街」とも呼ばれています。ヴィラ・ルフォロやヴィラ・チンブローネからは、アマルフィ海岸全体を見渡せる、息をのむようなパノラマビューを楽しめます。
移動手段: 公共バスやフェリー、タクシーなどがありますが、海岸沿いのドライブは格別の体験です。ただし、道幅が狭くカーブも多いので、運転に自信がない場合は現地のバスやドライバー付きの車を利用するのが安心です。
2. 壮大な岩の芸術:ドロミーティ
イタリア北部、オーストリアとの国境近くに広がるドロミーティは、「東洋のアルプス」とも呼ばれる壮大な山岳地帯です。その独特の形をした岩峰群は、ユネスコ世界遺産にも登録されています。
どんな場所?
アマルフィ海岸の陽気な雰囲気とは対照的に、ドロミーティはどこまでも静かで、力強い自然の美しさに満ちています。標高が高く、夏でも涼しく過ごせるため、ハイキングや登山、冬はスキーリゾートとして人気があります。
見どころと楽しみ方
トレチーメ: ドロミーティを象徴する、3つの巨大な岩峰。周囲には初心者でも歩きやすいハイキングコースがあり、大自然のスケールを体感できます。
セチェーダ山: ロープウェイで簡単にアクセスできる場所。山頂からは、まるで巨大なナイフで切り取られたような、特徴的な岩肌の絶景が目の前に広がります。
カレッツァ湖: 「虹の湖」と呼ばれる美しい湖。天候や光の当たり方によって、湖面の色が刻々と変化する神秘的な光景を楽しめます。
アクティビティ: 夏はハイキングやトレッキング、冬はスキーやスノーボードなど、アウトドア好きにはたまらない場所です。
まとめ
イタリアには、太陽と海が輝くアマルフィ海岸、そして荘厳な山々が連なるドロミーティという、全く異なる魅力を持つ2つの世界遺産の絶景があります。
どちらの景色も、写真で見る以上に、実際にその場に立つことで感動が深まります。もしあなたが、次回の旅行でイタリアを訪れるなら、これらの絶景スポットを旅のプランに加えてみてはいかがでしょうか?