ニューヨーク公共図書館(NYPL)の魅力と賢い利用ガイド


ニューヨークを象徴するランドマークの一つである「ニューヨーク公共図書館(NYPL)」。映画の舞台としても頻繁に登場し、世界中から観光客が訪れるこの場所は、単なる図書収蔵施設を超えた「知の殿堂」として知られています。

重厚な石造りの建築美、静寂に包まれた閲覧室、そして膨大なコレクション。ニューヨーク公共図書館は、市民の学びの場であると同時に、最高の観光スポットでもあります。

この記事では、本館の見どころや利用方法、さらには訪れる前に知っておきたい歴史や豆知識まで、その魅力を余すことなく解説します。


1. ニューヨーク公共図書館とは?その歴史と特徴

1895年に設立されたニューヨーク公共図書館は、私立の慈善団体によって運営される全米屈指の図書館システムです。

  • 世界最大級の規模: 5,000万点を超える資料を所蔵し、マンハッタン、ブロンクス、スタテンアイランドに92もの分館を持っています。

  • 「本館」の圧倒的存在感: 5番街に位置する「スティーブン・A・シュワルツマン・ビル」が本館であり、ボーザール様式の壮麗な建築で有名です。

  • 無料の開放: 「誰にでも開かれた場所」という理念のもと、国籍や居住地を問わず、誰でも無料で入館し、その空間を享受することができます。


2. 絶対に見逃せない!本館の見どころ

観光で訪れるなら、特に以下のポイントをチェックしてみてください。

二頭のライオン像(ペイシェンスとフォーティチュード)

正面入り口で出迎えてくれるのは、有名な二頭のライオン。「忍耐(Patience)」と「不屈(Fortitude)」と名付けられた彼らは、ニューヨークの精神を象徴しています。

ローズ・メイン・リーディング・ルーム

3階にある巨大な閲覧室は、まさに圧巻の一言です。サッカー場ほどの広さがある広大な空間には、天井高く描かれた雲の壁画と、シャンデリアの柔らかな光が広がります。映画『ゴーストバスターズ』などの撮影が行われたことでも有名です。

宝物展示室(Polonsky Exhibition)

図書館が所蔵する歴史的価値のある品々を無料で閲覧できるコーナーです。『くまのプーさん』のモデルとなった本物のぬいぐるみや、独立宣言の草稿など、世界史レベルの貴重な資料が展示されています。


3. 旅行者でもできる!図書館の楽しみ方

本を借りるだけでなく、多彩な体験ができるのがNYPLの魅力です。

  • 無料の館内ツアーに参加: 図書館の歴史や建築について詳しく学べるボランティアガイドによるツアーが定期的に開催されています。

  • オリジナルグッズをチェック: 館内のギフトショップでは、ライオンをモチーフにした雑貨や、センスの良いステーショナリー、トートバッグなどが手に入ります。お土産にも最適です。

  • Wi-Fiと作業スペースの利用: 誰でも無料でWi-Fiが利用可能です。歴史を感じる空間で、旅の調べ物をしたり、少し作業をしたりする贅沢な時間を過ごせます。


4. 訪れる際の注意点とマナー

多くの人が静かに学習・研究をしている場所ですので、マナーを守って見学しましょう。

  1. 静粛に: 特にリーディングルーム内では、大声での会話は厳禁です。

  2. 写真撮影のルール: 写真撮影は許可されていますが、フラッシュの使用や、利用者の顔が写り込むような撮影は避けましょう。

  3. 手荷物検査: 入館時および退館時には、セキュリティチェック(バッグの中身確認)が行われます。


5. 周辺のおすすめスポット:ブライアント・パーク

図書館のすぐ裏手には、都会のオアシス「ブライアント・パーク」が広がっています。

図書館で感性を磨いた後は、公園の芝生でコーヒーを飲んだり、冬にはスケートを楽しんだりと、ニューヨーカーのようなリラックスした時間を過ごすのが定番のコースです。


まとめ:ニューヨークの精神に触れる場所

ニューヨーク公共図書館は、単に知識を貯蔵する場所ではなく、人々にインスピレーションを与え続ける文化の拠点です。その豪華な建築に圧倒され、静寂の中で歴史の重みを感じる体験は、あなたのニューヨーク旅行をより深いものにしてくれるでしょう。

次のニューヨーク旅行では、喧騒を離れて、この美しい「知の迷宮」を探索してみませんか?

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