イタリア語の「大きさ」を完全攻略!サイズ・量・程度を豊かに表現するコツ
イタリアでショッピングを楽しんだり、レストランで注文をしたり、あるいは現地の友人と会話をしたりする際、必ず必要になるのが「大きさ」に関する表現です。「もっと大きいサイズはある?」「少しだけ量を減らしてほしい」といった細かなニュアンスを伝えられるようになると、イタリア生活や旅行の質がぐっと上がります。
この記事では、イタリア語で大きさを表す基本の形容詞から、日常生活で頻繁に使われる便利なフレーズ、そしてイタリア語特有の「語尾変化」を使ったサイズ表現まで、初心者の方にも分かりやすく解説します。
1. 「大きさ」を表す基本の対義語
まずは、最も頻繁に使う「大きい」と「小さい」の基本をマスターしましょう。イタリア語の形容詞は、修飾する名詞の性別と数に合わせて語尾が変化することを忘れずにチェックしてください。
Grande(グランデ):大きい
物理的なサイズだけでなく、重要性や偉大さを表すときにも使われます。
Grande(単数形:男性・女性共通)
Grandi(複数形:男性・女性共通)
例:Un grande schermo(大きなスクリーン)、Una grande città(大きな街)
Piccolo(ピッコロ):小さい
サイズが小さいことや、年齢が若い(子供である)ことを指す際にも使われます。
Piccolo(男性単数) / Piccola(女性単数)
Piccoli(男性複数) / Piccole(女性複数)
例:Un piccolo regalo(小さなプレゼント)、Una piccola borsa(小さなバッグ)
2. 覚えておくと便利な「中間の大きさ」と「極端な大きさ」
「大きい・小さい」だけでは表現しきれない、より具体的なサイズ感を表す言葉です。
Medio(メディア):中くらいの
例:Taglia media(Mサイズ)
Enorme(エノールメ):巨大な、莫大な
非常に大きいことを強調したい時に使います。
Minuscolo(ミヌスコロ):ごく小さい、微小な
「ピッコロ」よりもさらに小さいニュアンスです。
Vasto(ヴァスト):広大な
面積や範囲が広い場合(広場や知識など)に使われます。
3. 実践!シーン別「大きさ」の伝え方
実際のシチュエーションで、どのように大きさを尋ねたり指定したりすればよいか、具体的なフレーズを見ていきましょう。
ショッピング:服や靴のサイズ
イタリア語でサイズは "Taglia(タリア)" または "Misura(ミズーラ)" と言います。
"Che taglia porta?"(サイズは何をお召しですか?)
"È troppo grande per me."(私には大きすぎます。)
"Avete una taglia più piccola?"(もっと小さいサイズはありますか?)
"È la misura giusta."(ちょうど良いサイズです。)
レストラン・バール:量やボリューム
食べ物や飲み物の大きさを選ぶ際にも役立ちます。
"Un birra grande, per favore."(大きいサイズのビールをください。)
"Solo un piccolo pezzo."((ケーキなどを)ほんの小さな一切れだけ。)
"Una porzione abbondante."(たっぷりとした量(大盛り)。)
4. イタリア語の魔法!語尾で大きさを変える「接尾辞」
イタリア語には、単語の語尾を変化させるだけで「大きい」「小さい」というニュアンスを付け加える「変意名詞」という非常に便利な仕組みがあります。これを知っていると、ネイティブらしい表現になります。
「小さい・可愛らしい」を表す:-ino(イーノ)
単語の最後に "-ino" をつけると、「小さい〜」という意味になります。
Gatto(猫) → Gattino(子猫・小さな猫)
Pezzo(破片) → Pezzino(小さなかけら)
Un pochino(ほんの少し)※ "Poco" からの変化。
「大きい・力強い」を表す:-one(オーネ)
単語の最後に "-one" をつけると、「大きい〜」という意味になります。
Libro(本) → Librone(大きな本・分厚い本)
Bacio(キス) → Bacione(大きなキス=挨拶の定番)
Piatto(皿) → Piattone(大皿)
5. 抽象的な「大きさ」の表現
物理的な寸法以外にも、イタリア語では「大きさ」を使って様々な状況を表現します。
L'importanza(リンポルタンツァ):重要性(重大さ)
La maggior parte(ラ・マッジョール・パルテ):大部分、大半
Al massimo(アル・マッシモ):最大限に、最高で
Al minimo(アル・ミニモ):最小限に、最低で
6. まとめ:感覚的に「大きさ」を使い分ける
イタリア語で大きさを表現する際は、単に単語を並べるだけでなく、身振り手振りを交えながら「このくらい(Così)」と伝えるのもイタリア流です。
基本の Grande / Piccolo を確実に使い分ける。
服のサイズは Taglia、靴や寸法は Misura。
慣れてきたら -ino や -one を使ってニュアンスを豊かにする。
このステップを意識するだけで、あなたのイタリア語はもっと伝わりやすく、魅力的なものになります。街角の看板やメニューに書かれた「大きさ」に注目して、ぜひ生きたイタリア語を吸収していってください。
大きさに関する重要単語一覧
| 日本語 | イタリア語 | 読み方 |
| 大きい | Grande | グランデ |
| 小さい | Piccolo | ピッコロ |
| 中くらいの | Medio | メディオ |
| 巨大な | Enorme | エノールメ |
| 広い | Largo | ラルゴ |
| 狭い | Stretto | ストレト |
| 長い | Lungo | ルンゴ |
| 短い | Corto | コルト |
| 高い(背が) | Alto | アルト |
| 低い(背が) | Basso | バッソ |
次のショッピングや食事の機会に、これらの言葉を使って自分にぴったりの「大きさ」を見つけてみてくださいね。イタリアの豊かなサイズ表現を使いこなせば、コミュニケーションがもっと楽しくなるはずです!