イタリア旅行が10倍楽しくなる!国旗の由来と街並みに隠された「色の意味」とは?
イタリアへの旅行を計画中、あるいは歴史や文化に興味がある方にとって、イタリアの街並みが持つ独特の美しさは大きな魅力ではないでしょうか。陽の光を浴びて輝く白い建物、歴史を感じさせる石造りの壁、そして至る所で見かけるイタリアの国旗。
実は、これらの「色」にはすべて深い意味や由来があり、それを知ることでイタリア旅行の楽しみ方が劇的に変わります。この記事では、イタリアの国旗(トリコローレ)の秘密から、街並みに色があふれている理由まで、隠された「色の意味」を徹底解説します。
イタリア国旗「トリコローレ」に隠された真実
イタリアの国旗は緑・白・赤の3色で構成されており、イタリア語で il Tricolore(イル・トリコローレ)と呼ばれています。
3つの色の意味
それぞれの色には異なる解釈がありますが、一般的に以下のように言われています。
緑 (Verde): イタリアの豊かな大地、国土、そして「希望」を表しています。
白 (Bianco): アルプスの雪、そして「平和」や「純潔」を象徴しています。
赤 (Rosso): イタリア統一戦争で流された血、そして「情熱」を表しています。
国旗が生まれた背景
このデザインは、フランス革命時のフランス国旗(青・白・赤)に影響を受けて誕生しました。当初は現在の緑・白・赤の並びではなく、多少異なるバージョンもありましたが、統一を経て現在の形に落ち着きました。国旗の意味を知ると、街中ではためく旗を眺めるだけでも感慨深いものがあります。
なぜイタリアの街並みは「白い」のか?
南イタリアや島々の街並みを想像すると、壁が真っ白に塗られた美しい家々が思い浮かびます。これには単なるファッションや美的センスだけではない、合理的な理由があります。
1. 強い日差しと暑さ対策
イタリアの夏は非常に高温で、日差しも強烈です。白い壁は太陽の光を反射し、室内が高温になるのを防ぐ効果があります。これは昔からの知恵であり、エアコンがなかった時代の人々の工夫です。
2. 伝統的な石灰塗料
昔は、建物に石灰(ライム)を塗って保護していました。石灰には抗菌・殺菌効果があり、害虫を防ぐ効果も期待されていました。この伝統が、現在のような美しい白い街並みを生み出しています。
イタリアの街並みを彩るその他の色彩文化
白だけでなく、イタリアには情緒あふれる色が多く存在します。
トスカーナの「テラコッタ色」
フィレンツェなどのトスカーナ地方では、建物の壁や屋根に温かみのあるオレンジや茶色の「テラコッタ色」が多く使われます。これは、その土地で採れる土を使ってレンガや瓦を作ってきた歴史があるからです。周囲の風景と溶け合うこの色は、イタリアの田舎の素朴な美しさを引き立てています。
ヴェネツィアの「カラフルな建物」
ヴェネツィアのブラーノ島のように、家々が色とりどりに塗られている場所もあります。これは霧が深い時期でも漁師が自分の家を見つけやすくするためだったという説が有力です。どの場所でも、色が生活の知恵と深く結びついているのがイタリアの特徴です。
まとめ:色を知れば、イタリアはもっと深くなる
イタリア旅行の際、国旗や建物の色に注目してみてください。
緑・白・赤 の国旗に込められた平和と大地への想い。
南部の 白い家 が持つ歴史的な涼しさ。
テラコッタやカラフルな街並み が伝える地域の特色。
これらの色に込められた意味を知ることで、ただ観光地を巡るだけでなく、イタリアの歴史や生活文化をより深く体感することができるはずです。色という視点を持って、あなただけの素敵なイタリア旅行を楽しんでください。
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