【イタリア】豆乳やアーモンドミルクはどこで買える?ベジタリアン・乳糖不耐症向けの安心ガイド


イタリアといえば美味しい牛乳(Latte)やチーズが有名ですが、最近では健康志向の高まりや環境への配慮から、植物性ミルクの需要が急速に拡大しています。

「イタリアで豆乳やアーモンドミルクは見つかる?」「乳製品アレルギーがあるけれど、バールで何を頼めばいい?」といった不安を抱えている方も多いはず。実は、イタリアは欧州の中でも植物性飲料の選択肢が非常に豊富な国の一つです。

今回は、ベジタリアン、ヴィーガン、乳糖不耐症(ラクトースフリー)の方でも安心してイタリアの食文化を楽しむための、植物性ミルク購入ガイドと注文のコツを詳しく解説します。


イタリアで植物性ミルクはどこで買える?

結論から言うと、イタリアのほぼ全てのスーパーマーケットで簡単に入手できます。

大規模なスーパー(Conad, Coop, Esselunga, Carrefourなど)には、専用の「植物性食品コーナー」が設けられており、豆乳だけでなく、多種多様なミルクが並んでいます。また、街中の小さな商店やドラッグストアでも、基本的な豆乳は手に入ることが多いです。

スーパーで探す際のラベル用語

イタリア語では、法律上の規制で「牛乳(Latte)」という言葉を動物性以外に使えない場合があるため、パッケージには "Bevanda a base di..."(〜ベースの飲料) と表記されています。

  • Soia(ソイア):豆乳

  • Mandorla(マンドルラ):アーモンドミルク

  • Avena(アヴェーナ):オーツミルク

  • Riso(リーゾ):ライスミルク

  • Cocco(コッコ):ココナッツミルク

  • Nocciola(ノッチョーラ):ヘーゼルナッツミルク


種類別:味の特徴と選び方のポイント

イタリアで手に入る植物性ミルクは、それぞれ風味や用途が異なります。自分の好みに合ったものを選びましょう。

1. 豆乳(Soia)

最もポピュラーで、タンパク質が豊富です。イタリアの豆乳は、砂糖不使用の "Senza Zucchero" と、少し甘みを加えたタイプがあります。コーヒーとの相性も抜群です。

2. アーモンドミルク(Mandorla)

イタリア、特にシチリアなどの南部で古くから愛されているミルクです。非常に香ばしく、デザート感覚で飲めるものも多いです。ただし、かなり甘く味付けされたもの(Zuccherato)もあるので、料理に使いたい場合は注意が必要です。

3. オーツミルク(Avena)

自然な甘みがあり、クリーミーな口当たりが特徴。ラテアートが作りやすいため、こだわりのあるバールでも採用されています。食物繊維を摂りたい方にもおすすめです。

4. ライスミルク(Riso)

さらっとしていて癖がなく、非常に飲みやすいです。天然の糖分が含まれているため、砂糖なしでも甘みを感じます。


乳糖不耐症の強い味方「Senza Lattosio」

植物性ミルクではなく「やっぱり本物の牛乳の味が好き、でもお腹がゴロゴロする」という方には、"Senza Lattosio"(センツァ・ラットージオ) と書かれた牛乳がおすすめです。

これは乳糖(ラクトース)を分解除去したもので、味は普通の牛乳とほとんど変わりません。イタリアのスーパーでは、通常の牛乳のすぐ隣に必ずと言っていいほど置かれています。


イタリアのバール(カフェ)での注文方法

外出先で植物性ミルクを注文するのも、今のイタリアでは非常に簡単です。

注文のフレーズ

  • Un cappuccino di soia, per favore.(ウン・カプチーノ・ディ・ソイア、ペル・ファヴォーレ)

    「豆乳のカプチーノを一箇所お願いします。」

  • Avete latte di avena?(アヴェーテ・ラッテ・ディ・アヴェーナ?)

    「オーツミルクはありますか?」

多くのバールでは豆乳(Soia)を常備していますが、最近ではアーモンド(Mandorla)やオーツ(Avena)を選べるお店も増えています。注文時にカウンターのバリスタに尋ねてみましょう。


安心・安全な製品を選ぶためのチェックリスト

より質の高いもの、あるいはアレルギー対応を重視する場合は、以下の表記をチェックしてください。

  • Biologico / BIO(ビオロジコ):有機栽培の原料を使用。

  • Senza Zuccheri Aggiunti(センツァ・ズッケリ・アジュンティ):砂糖不使用。

  • Arricchito con Calcio(アッリッキート・コン・カルチョ):カルシウム強化。

  • Vegetariano / Vegan:ベジタリアン・ヴィーガン認証マーク。


まとめ:イタリアは「ミルクの多様性」に溢れている

イタリアは伝統的な乳製品を大切にする一方で、新しい食のスタイルに対しても非常に寛容です。

スーパーに行けば、健康や志向に合わせた数え切れないほどの植物性ミルクに出会えます。「牛乳が飲めないからイタリアのカフェ文化を楽しめない」なんて心配はもう必要ありません。

豆乳のコク、アーモンドの香り、オーツの甘み。イタリアならではの多様な「Latte(ミルク)」の世界を、ぜひ体験してみてください。


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