イタリア語で「時間」と「時刻」を言う方法は?時計の読み方と日常生活で使う表現を徹底解説


「イタリアでの電車の発車時刻が聞き取れない」「レストランの予約時間をどう伝えればいいかわからない」と、時間の表現に不安を感じていませんか?

イタリア語で時刻を伝える方法は、基本の数字さえマスターしていれば決して難しくありません。しかし、「1時だけは単数形になる」「昼の12時や夜の12時には特別な言い方がある」といった、イタリア語特有のルールがいくつか存在します。

この記事では、時計の読み方の基本から、日常生活で頻繁に使う「〜分過ぎ」「〜分前」といった応用表現まで、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。この記事を読めば、イタリアでの待ち合わせやスケジュール管理も自信を持ってこなせるようになるはずです。


イタリア語の時刻表現:基本の形

イタリア語で時刻を言う際、最も重要なルールは「定冠詞」をつけることです。時間は女性名詞の複数形(ore)として扱われるため、基本的には le + 数字 という形になります。

1. 「〜時です」の基本パターン

  • 1時:È l'una.(エ・ルーナ) ※1時だけは単数形なので「L'」がつきます。

  • 2時:Sono le due.(ソーノ・レ・ドゥーエ)

  • 5時:Sono le cinque.(ソーノ・レ・チンクエ)

  • 10時:Sono le dieci.(ソーノ・レ・ディエーチ)

2時以降は複数形になるため、動詞も「È(〜である)」から「Sono(〜である:複数形)」に変わる点に注意しましょう。

2. お昼の12時と夜の12時

数字を使わずに表現するのが一般的です。

  • 正午(12:00):È mezzogiorno.(エ・メッツォジョルノ)

  • 真夜中(00:00):È mezzanotte.(エ・メッツァノッテ)


分・秒の付け加え方:シンプルな「e」のルール

「〜時〜分」と言いたい時は、時間の後に接続詞の e(エ:〜と) を置いて、その後に数字を続けるだけです。

  • 3時10分:Sono le tre e dieci.(ソーノ・レ・トレ・エ・ディエーチ)

  • 8時25分:Sono le otto e venticinque.(ソーノ・レ・オット・エ・ヴェンティチンクエ)

30分(半分)と15分(4分の1)の特別な言い方

イタリア語では、分を数字で言う代わりに、便利な慣用表現を使うことがよくあります。

  • 15分(4分の1):un quarto(ウン・クアルト)

    • 例:4時15分 = le quattro e un quarto

  • 30分(半分):mezzo(メッツォ)

    • 例:6時30分 = le sei e mezzo


「〜分前」はどう表現する?

30分を過ぎて、次の時間に近い場合は meno(メーノ:引く) を使って表現します。

  • 7時50分(8時10分前):Sono le otto meno dieci.

  • 10時45分(11時15分前):Sono le undici meno un quarto.


午前と午後の区別:日常生活での使い分け

イタリアでは、日常生活(会話)では12時間制を使い、公式なスケジュール(時刻表や予約)では24時間制を使うのが一般的です。

会話で「午後の3時」と「明朝の3時」を区別したい時は、以下のフレーズを付け加えます。

  • 朝の:di mattina(ディ・マッティーナ)

  • 午後の:di pomeriggio(ディ・ポメリッジョ)

  • 夕方の:di sera(ディ・セーラ)

  • 夜中の:di notte(ディ・ノッテ)

例:午後の4時 = le quattro di pomeriggio


日常生活でよく使う「時間」の質問と答え

1. 今、何時ですか?

  • Che ora è?(ケ・オーラ・エ?)

  • Che ore sono?(ケ・オーレ・ソーノ?)

    ※どちらを使っても間違いではありません。

2. 何時に〜しますか?(予定の確認)

「〜時に」と言う時は、前置詞の a を使います。

  • A che ora...?(ア・ケ・オーラ...?):何時に?

  • Alle otto.(アッレ・オット):8時に。

    • ※a + le = alle と変化します。1時の場合は「All'una(アッルーナ)」となります。


知っておくと便利な「時間」に関する単語集

  • Ora(オーラ):時間、時刻

  • Minuto(ミヌート):分

  • Secondo(セコンド):秒

  • Mezz'ora(メッツォーラ):30分、半時間

  • Puntuale(プントゥアーレ):時間通りに、几帳面な

  • In ritardo(イン・リタルド):遅れて


まとめ

イタリア語の時刻表現は、まずは「1時(L'una)」と「それ以外の複数形(Le + 数字)」の違いを意識することから始まります。

「e(過ぎ)」と「meno(前)」、そして「un quarto(15分)」や「mezzo(30分)」といった便利な表現を組み合わせることで、どんな時刻でもスムーズに伝えられるようになります。イタリアでの電車移動やレストランの予約、現地の人との待ち合わせに、ぜひこれらのフレーズを活用してみてください。

時間はコミュニケーションの基本です。正確に伝えられるようになると、あなたのイタリア旅行や学習はもっと自由に、もっと楽しくなるはずです。


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